今回ご紹介するのは、紙製の「ナイフスリーブ」です。
お客様は、三軒茶屋にある包丁と砥石のお店「ひとひら」様。
現在使っている紙製のナイフスリーブについて「コストを下げて、かつ、よりよい色にしたい」というご依頼です。
紙材や製造工程を見直すことで、品質を維持した状態でコストを下げることができ、ニーズを満たした色を選択することができました。
日本の文化を広く発信する包丁専門店「ひとひら」様
三軒茶屋駅から徒歩5分の場所にある「包丁と砥石 ひとひら」様は、包丁や砥石の販売、包丁の研ぎ直しや修理を手掛けており、国内外から多くのお客様が訪れています。
お店では、研ぎや柄つけの様子を見ることができます。
「ひとひら」というお店の名前は、「包丁を研いで使うという一片(ひとひら)の日本文化が、海外でも花を咲かせられるように」という願いに由来しているそうです。
ひとひら様のHPはこちらをご覧ください。
>>https://hitohira-japan.com/
今回、東都紙器ジャーナルの記事でご紹介するということで、取り扱っている包丁の写真も送っていただきました。

紙質を選ぶナイフスリーブ。安価で質感高い紙材を選択
今回いただいたご相談は「すでに使用している紙製のナイフスリーブについて、コストを見直したい、できれば色味も変えたい」というご相談でした。
もともとのナイフスリーブは「PASCO」という紙材を使用していました。
PASCOは木材繊維を主原料にした紙材で、強度が非常に高いのが特徴です。
厚さは最大で3.5mmまであり、家具の保護にも使われるような特殊な紙材です。
刃先で切れないようにするには、紙に強度が必要なため、このスリーブを最初に製作した当初は、この紙材しか選択肢がありませんでした。
しかし、最近では選択の幅が広がっています。
そこで今回は、より安価な「オフブラック」をご提案しました。
もともとのナイフスリーブは緑がかった黒色でしたが、グレーに近い黒色で、厚みを同じにしました。

オフブラックは、クラフトボールを黒色に染めた紙材です。印刷の発色も良く、金や銀など箔押し加工との相性が良いのが特徴です。
オフブラックは両面黒の塗工をされたもの、片面が塗工されたもの(裏面はグレーのクラフト地)があります。今回は片面のものを使用しました。

さらに貼加工を機械でできないかを検討し、コストダウンを模索致しました。
ナイフスリーブの幅が狭いため、どこに糊を配置して貼り付けるか、試行錯誤を繰り返し、自動で貼加工できるように設計しました。
今回のバリエーションは、包丁の種類に合わせて4パターンです。

お客様にはコストはもちろん、色も気に入っていただけました!
PASCOの紙の厚みは、最大で3.5mmまで用意されていますが、オフブラックは450g/㎡(0.6㎜)が最大の厚みとなるため、PASCOよりも低く薄いものがラインナップになります。用途やニーズに応じて使い分けるとよいでしょう。
箔押しでグレードアップもOK。ご相談ください。
ナイフスリーブには、オリジナルの刻印を箔押し加工することも可能です。
箔押しをすると、オリジナル感が出て、より高級感を高めることができるため、おすすめです!
東都紙器では、ブランドのイメージを高めつつ、コストを最適化するご提案を行います。
ぜひご相談ください!



