東都紙器では、お客様から紙箱・化粧箱のご依頼をいただく時に、箱に同梱する副資材についてもお問い合わせいただくことが多いです。
東都紙器は化粧箱の専門メーカーですが、意外に様々な副資材を取り扱っています。
一見、東都紙器の専門外と思われるようなものまで扱っていますので、今回は副資材の事例をご紹介したいと思います。
副資材とは?化粧箱のメーカーが取り扱っている副資材いろいろ
一般的にはオフィス用品や備品など、製造プロセスに直接かかわらないものを副資材と呼ぶことが多いかもしれません。
私たち化粧箱のメーカーでは、箱に同梱するものを副資材と呼んでいます。
これまで弊社が取り扱ってきました副資材をご紹介します。
高級感を演出するしおり(極上金かすてら(Z))
例えばこちらは東都紙器の古くからのお客様である横浜文明堂様のしおりで、「極上金かすてら(Z)」に同梱されるものです。
しおりの用紙が別にあって、箔押しをした台紙の中に挟み込むというこだわりの製品。
とても高級感のある作りになっています。
外側の用紙はエコジャパンRを使用しています。深い色合いとやさしい風合いのある梨地
エンボスがしっとりとした質感を生みます。
内側に使用している用紙はアラベールです。
アラベールは優しい手触りが特徴の高級紙で、印刷物に高級感や温かさといった印象を
与えてくれます。
極上金かすてらの紙箱については、以下の記事もご覧ください。
贈り物・ギフト箱に最適!質感高く、組立作業がラクになる両サイド貼りの組立箱~横浜文明堂様事例のご紹介~https://www.totoshiki.co.jp/reason/2319
商品パッケージとリンクする気品のある能書(La CASTA)
次にご紹介するのは化粧品の能書です。
日本女性の髪や肌を熟知した日本生まれのブランド・La CASTAの化粧箱のデザインと合わせた形で印刷・加工をしています。
使用している用紙はミルトGAスピリット-FSです。微塗工印刷用紙で、こまやかな風合いが特徴となっています。
La CASTAのシンボルでもあるバラのデザインをあしらった品のある仕上がりです。
関連する記事はこちらをご覧ください。
パール箔押加工と浮き出し加工の組み合わせにより、さらに上品さのある化粧箱へhttps://www.totoshiki.co.jp/reason/566
伝統を感じさせる日本情緒ある栞(小桜かりんとう)
次にご紹介するのは、日本三大かりんとうのひとつである小桜かりんとうの栞です。
桜の花びらひとつひとつが異なるデザインとなっているのが小桜かりんとうのこだわり。
日本情緒を感じさせるデザインになっています。
この栞で使用した用紙は江戸小染 はなです。江戸小紋の色と柄をモチーフにしたシリーズで、江戸小染 はなはうららかな春をイメージしています。
和風な雰囲気を醸し出すことができますが、写真の色が沈んでしまう性質を持つ用紙なので、引き立つように工夫しています。
小桜かりんとうの紙箱については、こちらに記事もご覧ください。
伝統を受け継ぐ包装紙の質感を紙箱で再現。包装工程の大幅な削減に成功
https://www.totoshiki.co.jp/reason/1338
紙箱のアクセントに!タック式留め具
紙箱に同梱するものだけでなく、紙箱と組み合わせることで商品パッケージのアクセントにすることもできます。
そのひとつにタック式留め具があります。
留め具は手で簡単にセットできます。
こちらの写真はサンプルなのですが、このような形で紙箱にアクセントをつけることで、デザインのメリハリや箱を開けるまでのワクワク感を演出できます。
プレゼントなど紙箱を引き立てる!装飾用のリボン
箱にかけるリボンについても取り扱っています。
紙箱のデザインや色合いに合わせてリボンの色も選べます!
下記の写真もサンプルですが、リボンは東都紙器が実際に取り扱っているものです。深い赤のリボンの質感が特徴です。
その他にも化粧箱につける帯封や飾りゴム、ウレタン製の中仕切りなども実績があります。
副資材を紙箱・化粧箱メーカーに依頼するメリットとは?
こうした副資材は通販で安価に入手することができますが、例えば栞やリーフレットなどの場合、紙質や美しい発色にこだわることが難しいです。
東都紙器にご依頼いただくと、ある程度加工して見栄え良く仕上げることが可能ですし、入稿ミスのチェックなど、担当者様のご負担を軽くできるように配慮します。
紙箱のブランドに合った質感、高級感にこだわりたいケースでは、東都紙器にご相談いただければ、紙箱とワンストップでご提供いたします。
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