東都紙器ジャーナル

東都紙器ジャーナル

専門家をお招きして社内で勉強会を開催しました。

東都紙器では、技術力の向上に力をいれています。

化粧箱の制作には職人技が込められています。だからこそ、いつでも高い品質を安定的にご提供することが重要です。

高い品質を当たり前のようにクリアできないと、化粧箱の外観や機能性を損ない、お客様の商品にマイナスの影響を与えてしまいます。

特に最近感じているのが、商品の顔となる化粧箱の重要性です。「パッケージに商品の息吹を吹き込もう」という、お客様の熱い思いを日々受け取っているからです。

そこで東都紙器ではお客様からの高まる期待に応えるべく、自社で研修・勉強会を定期的に行い、技術力の研鑽に努めています。

今回の講師は、株式会社片山抜型製作所様からお招きしました。

テーマは「打抜き加工の基礎」です。

片山抜型製作所様は、抜型制作では突出した技術力を持っています。

講師の方は大学院生のころから抜型を研究しており、片山抜型製作所様でさらに研究を深めている抜型のスペシャリストです。

今回の講義で基本知識のおさらいから、高度な技術までを学びました。

打抜き加工は、箱のデザインをもとに作成した抜型で用紙を箱の形に打ち抜く作業です。

打抜き加工の工程では、紙粉の他にも抜きムラ、罫割れなどさまざまな問題が発生します。

社員たちはこうした問題について基本的な知識は持っているのですが、今回の勉強会では紙粉が発生する様子をハイスピードカメラで撮影した映像を見て、どうしてこのような問題が発生するのか、科学的に分析しました。

問題が発生する原因について理解を深めることで、東都紙器の環境に合った課題解決方法を考え、今後の提案に反映していこうとしています。

また勉強会では、ユニバーサルデザイン、バリアフリーデザインといった、最先端のデザインについて事例を学びました。

最近では単純な紙箱ではなく、複雑なデザイン、機能性のあるデザインが求められています。こうした最先端の事例は、今後の提案に活かせそうです。

さらに講師のお話から、生産性についてもさらに改善の余地があるということが見えてきました。

講師のお話をもとに、生産のスピードを加速させる仕組みを再構築していこうと社員全員で検討しています。

最終的な目標は、勉強会で学んだことを活かして、お客様の課題を解決することです。社員一丸となって品質への意識を高め、難易度の高い課題に日々取り組んでいます。

今後の東都紙器の取り組みにもご期待ください!

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