東都紙器ジャーナル

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紙箱の機能性はここで決まる!CADによるサンプル作成の重要性

紙箱の制作では、「色校正」という工程が入ります。

イメージ通りの色に調整する目的もありますが、抜型をおこす前にサンプルで紙箱を作成し、組み立てのシミュレーションを行う工程も含まれています。

商品を中に入れるだけなら寸法が合っていればよいのですが、容器の重さや輸送の条件が紙箱に影響を与え、機能性を低下させてしまうこともあります。

そこであらかじめサンプルを作成し、抜型を制作する前に完成品に近い形でシミュレーションしています。

こうすると事前に問題を解決できるため、後工程で発生しやすいトラブルを未然に防止することができます。

サンプルを作成する際に使用するのがサンプルカッターです。


サンプル作成の際は、まずCADでデータを作成します。

そしてサンプルカッターで、紙箱の展開図に切り抜きます。

昔はカッターと筋押しを使ってひとつひとつサンプルを作っていたのですが、サンプルカッターを入れてからは、短期間でより精度の高い確認ができるようになりました。

サンプル作成では次のようなチェックをしています。

  • サイズと形状により実際カットして無理が生じる場合があるかどうか。
    デザイン時には問題なさそうに見えても、実際に展開図を作って組み立てると、次のような問題が発生することがあります。
    ・ 細長く小さめの箱は、反発が強く反ってしまう
    ・ 箱の罫線が割れてしまう

     特に紙箱の四隅は一点に集中して力がかかるので、さまざまな問題が起きやすい部分です。
  こうした問題を解決するには一点にかかる力を分散する形状にします。
  写真ではRの形状にして力を分散しました。形状についてはかかる力を分散できるように0.1ミリ単位で精緻に調整していきました。

  •  中枠(緩衝材)が適切に機能しているか
    容器が箱の中で動かないようにするための中枠は、容器が動いてロゴが見えなくならないようにしっかりと固定する役割があります。しかし容器を固定しようとすると複雑な形状になってしまい、今度は組み立てにコストがかかってしまいます。1個の組み立てに数秒違うだけでも、大量生産ではかなりのコスト増になります。そのため東都紙器では複雑な形状でも簡単に組み立てられる設計をしています。

今回は紙箱制作で大切なプロセスであるサンプル作成をご紹介しました。東都紙器では、お客様の視点でデザイン性・機能性を満たす紙箱を制作します。ぜひ一度ご相談ください。

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