こんにちは、東都紙器です。
最近、東都紙器が手掛けた中に、コートボール紙の長尺箱があります。
長尺箱の場合、段ボールで作るのが一般的です。しかし、段ボールの場合、罫線が硬く折りにくいために組み立てるのに手間がかかり、コストも高めです。
「簡単に組み立てられて、コストを下げることはできないか?」というご相談がお客さまからあり、コードボール紙の長尺箱をご提案しました。
コートボール紙は、片面の白層にコーティング剤を塗工した厚紙です。一般紙器、食品、菓子などに広く使用されており、紙箱に使用される用紙の中では最もポピュラーなものです。
コートボール紙の場合、段ボールと比較してコストが抑えられます。さらにオフセット印刷ができるため、美粧性も高まります。
「コートボール紙は強度が弱いんじゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんが、コートボール紙は、強度の高い0.65mm(550g/㎡)の厚さのものもあり、印刷することも可能です。
東都紙器では、重量のある内容物についてもコートボール紙で紙箱を作った実績があります。詳しくはこちらをご覧ください。>>この季節に需要の多いボトル容器を入れる箱、機能性と見栄えを兼ね備えるには?
注意したいのは、長さです。長さのある箱は、貼り加工の機械が対応できなくなります。コートボール紙の長尺箱があまり出回っていないのも、長さが問題になるからです。
以前は、東都紙器でもこの長さがネックとなり、長尺箱を製作することができていませんでした。
しかし、この度お客様からのご依頼をきっかけとして、コートボール紙の長箱について生産体制を構築しました!
長さ1メートル前後であれば、対応が可能です。
ポスター、カレンダー、絵画、フィルム、ワイヤー、工業用品のパーツ、部品などを入れるパッケージをお考えの方は、ぜひご相談ください。
東都紙器では長年蓄積した技術・ノウハウをもとに、さまざまなご相談に対応しています。お気軽にお問い合わせください!